am[園芸実習-10] 土の再生
講師:山 浩美先生((有)山×高瀬計画室代表取締役社長・恵泉女学園大学非常勤講師・当会顧問)
園芸基礎コース最終日。
連日の猛暑。朝ところによりにわか雨。
古土の改善ポイント
通気性、排水性を改善するために・・・
新しい用土(赤玉土、腐葉土)を加える。
フルイにかけて「微塵(みじん)」を取り除く。
日光で殺菌消毒する。
◆実習 生ゴミから堆肥を作る。
1.持ち寄った生ゴミ(タマネギ・柑橘系の皮はNG)を細かく切って米ぬかをまぶす。
2.牛乳パックに古土を1/4入れ、1の生ゴミ+隙間に古土を入れ、
きっちりフタをしてガムテープで封をする。
3.夏は1か月、冬は2~3か月日陰において熟成させる。
出来た堆肥は古土に混ぜて1~2か月置いて使う。
◆畑にて・・・収穫
モロヘイヤ 空心菜 インゲン ピーマン トウガラシ ミニトマト 青じそ
山先生が種から育てられた花苗を畑に植え付け。
マリーゴールド(ハーレクイン) 千日紅(ストロベリーフィールド)
ジニア(プロフュージョン) アゲラタム
pm[園芸療法実践講座-3] 精神障がい者の福祉と園芸療法
講師:村山 恵子先生(大泉病院作業療法科・鍼灸師・アロマセラピスト・JHTS園芸療法スーパーバイザー)
講師の村山恵子さんは研修会の3期生。
スーパーバイザーとして園芸療法の後進の育成にもご協力いただいています。
東京都練馬区にある精神科の大泉病院で、
心の病で入院・通院されている患者さんと園芸を行っています。
心の病については縁遠く感じる方も多いと思います。
村山さんの病院での園芸は心が疲れてしまった方々にも身構えることなく自然体。
目からうろこが落ちるような気がします。
村山さんが草分けとして開拓してきた病院や福祉施設、地域の中で行っている活動や、
ライフワークになっているネパールでの活動について、
どれも引き込まれるような話でした。
長く様々な場面で幅広く園芸療法を展開されているからこその懐の深さを感じました。
記:(園芸)向井/(療法)山田